ロムニーハウスとは?

ロムニーハウス勉強会は、「自宅で国試を突破する」「一人で国試を突破する」「大学通学しながら国試対策をする」ことを目的に設立された「個人のための国試対策ネットワーク」です。なぜネットワークか? それは、当会運営には数多くの歯科医師がかかわっているからです。当会では数多くの先生方に意見を伺い、その上でスクリーニングした情報をみなさんに提供することを基本スタイルとしています。そして、定期配信(無料と有料があります)では、当会のアドバイザーの先生や、協力いただいている臨床家の方々も登場し、あなたに知見を与えます。

 

毎週、DCから送られてくる情報をスクリーニングし、私が語り手として発信しています。その他、全国の先生方(東京都市圏が大半)からの情報や、第1期生、第2期生(過去の当会の登録者で、既に歯科医師にとなられている方)のご協力をいただいて、他の機関とは一味違う情報を提供しています。

 

現在の歯科医師国家試験は、資格試験と言う定義の枠を超え、選抜試験と化しています。以下に医師国家試験、イコールパートナーである歯科衛生士国家資格の国試合格率を提示します。

 

  • 歯科衛生士国家試験
    ・H30:96%
    ・H29:93%
    ・H28:96%
  • 医師国家試験
    ・H30:90%
    ・H29:88.7%
    ・H28:91.5%

 

医師国試は90%前後、歯科衛生士国試は95%前後の合格率となっている一方、歯科医師国家試験は次のようになっています。

 

  • 歯科医師国家試験
    ・H30:64.5%
    ・H29:65%
    ・H28:63.6%

 

医師国試の90%をはるかに下回る60%近くの低合格率となっています。医師国家試験についても同様のことは言えますが、医学部・歯学部では私立大学においての「留年率」「卒業試験不合格率」が極めて高く、私立歯学部の卒業試験の低さは天文学的に低い状況になっています。

 

近年では卒業はさせても、国試を受けさせないという方法も見受けられます。したがって、出願者に対する国試合格率は上記の割合よりもさらに10%前後低いことが想像できます。以下に、歯科医師国家試験の出願者に対するおよその合格率を提示します。

 

・H30:54.7%
・H29:53.7%
・H28:53.5%

 

ご覧のように、およそ2人に1人が歯科医師になれないというのが現実なのです。しばしば現役だけでみれば、まだまだ国試合格率も高い!と述べる方がいますが、最新のH30だけを見ても、現役だけの「対出願者合格率」は60.9%と、決して高い数字ではありません(浪人生では42%!)。

 

このような「選抜試験」と化した歯科医師国家試験の対策をする上で、なにより大切なことは、

 

「合格する人と同じ方向を向き、合格する人と同じ速度で力を身に着けること」

 

とりわけ、前提となる「受かる人と同じ方向性を身に着ける」という点は「1人学習」をする人が最も考慮しなければならない点となり、定期的に「自らの学習の方向性を知る『何か』」が必要になってきます。この『何か』に該当するものこそが、「合格者の声」であり、「正しい認識を持っている人の声」となり、それを総括して提供しているものこそが「ロムニーハウス勉強会」だと考えてください。

 

厚生労働省の分析でも「国試に落ちれば落ちるほど、国試に受かることが難しい」というデータが実際に出ています。実際に、2浪生では50%前後、4浪生以上の方の国試合格率は20%前後となっています。

 

しかし、決して諦めないでください。第3期生の方がこんなことを言ってくれました。

 

「ロムニーハウス勉強会は私にとっての最後の支えだった。ロムニーと共に1年間を戦えたからこそ合格できました」

 

上記の女性は見事111回を突破し、今では地方の大学病院で矯正の認定をとるべく精力的に行動されています。

私たちは、決して誰も見捨てません。もう疲れた・・・、受かる気がしない・・・そういう方であっても、正しい方向性を持ち、継続的に学習することができれば合格することができます。

 

ロムニーハウス勉強会で最も重視していることは、次の3点です。

◇「価値ある情報提供」
◇「自立的な学習」
◇「学習の継続的サポート」

 

 

毎年多くの登録者より異口同音にいただく言葉として「ロムニー配信がペースメーカーになった」というお言葉です。とりわけ、9月までの学習は国家試験を突破する上での基盤となります。いかにこの時期に積極的に学習したかどうかで、間違いなく合否は決定してきます。

 

一度臨床から遠ざかってしまった浪人生の方にとっても、新鮮な刺激を受け取ることができるでしょう。