当会のコンセプト
「現役生と浪人生」「予備校生と宅浪生」
いずれの方でも歯科国試対策を充実させるためのサポートをいたします。最初に疑問が生じると思いますので、予め述べておきます。
「現役生と宅浪生はわかります。なぜ予備校生も対象なのですか?」
当初この疑問は私たち自身が思っており、予備校で教わっている内容と当会の情報を混乱させてしまうのは避けたかったため、「昨年」のロムニー配信では予備校生は対象ではありませんでした。しかし、それでも一部予備校生の方が入会されており、彼らに感想を聞いてみました。結果として彼らの意見をまとめると次のような結論に至りました。
「あくまでも予備校は予備校で良かった。しかし、ロムニーはロムニーで別の意味で必要だった。前者は全般的な知識を学ぶところ、後者は危機感やモチベーションの維持、なにより『あと数点で落ちないために必要な知識』を学ぶ上で大切だった」
つまり、危機感やモチベーションの維持、あと数点落ちないための知識(特に必修、一般問題)を学ぶ上では、当会は予備校と両立できるということが認識できたため、今年から再び予備校生も登録可能とさせていただきました。
今の時代は、歯科国試対策に正解はありません。したがって、「絶対受かります」とか「100%受かります」とか言う先生は存在しません。国試には「運」や「コンディション」も大きく影響します。模試で100番台の方でも国試でボロボロになる方も実際にいます。逆に、模試で1800番前後だった人でも、受かる人は受かります。
「それを言ったら元も子もない」
まさに「それを言ったら元も子もない」のですが、現実を知っているからこそ、断言できることです。
「相性の良い問題、悪い問題」という事実がそこにはあり、そのくらい国家試験は理不尽で恐ろしい試験でもあるということを認識してください。
とはいえ、運やコンディションで落ちる人は少数派です。ほとんどの場合は、然るべき対策を講じていれば(≒受かった人の勉強が正しい勉強法)、然るべき結果が出ます。この点についてはあまり恐怖心を持たず、目の前のことに集中していただければ問題ありません。
ロムニー配信は毎週土曜日「夕方5時」から30分前後の配信を行います(録画されているため、一定期間視聴は可能です)。内容は「最新の国試の解説」「学習法」「知識の提供」「モチベーション向上」「臨床的な映像」などなど、歯科国試受験生にとってのトータルサポートです。何より心がけているのは「最小限の時間で、最大限のリターンが得られる情報の提供」と「眠くならない配信」です。
当会は宣伝をほとんどしていません。それ故、その存在自体を知らない人も多いと思います。その最大の理由は、「受かる気のない人を応援しても仕方ない」という基本的な考えがあるためです。ロムニー配信には日本を代表する先生方が数多く出演されています。それは、単に歯科医師になるだけではなく、日本の歯科界を背負っていただけるような人材(人財)を育成したいという気持ちが根底にあるからです。これからの時代は貪欲でないと生きていけません。強くならなければなりません。
よって、「やる気溢れる人」「能動的な人」を応援させていただきます。
とはいえ、ありがたいことに、既にロムニーハウスを通じて歯科医師になった方(全国に1000名以上)が、口コミを通じて人々に伝えてくれるため、極めてやる気のある人が会員様には多く揃っています。
その意味でも、少なくともこのページに能動的に来られたあなたは、強運の持ち主であり、行動家だと思います。このご縁を私は大事にしたいと思っています。やる気と根性と熱意がある方はご登録ください。既に113回向けの戦いは始まっています。
当会について2
30年前、歯科医師国家試験の合格率は「ほぼ100%」でした。一方でその当時、医師国家試験の合格率は「70%前後」でした。それは医師が多くて、歯科医師が少なかったからです。そして今日、医師国家試験の合格率は「90%」で、歯科医師国家試験は「65%」です。その理由も同様に「医師が少なくて、歯科医師が多いから」という理由からです。
以下は配信より一部引用しています(当会の外科・補綴の助言者の先生より)
厚労省の判断には「歯学部生が6年間もの月日をかけ、いよいよ歯科国試を受ける立場」という事実は全く考慮されていません。あくまで「多いから減らす」という数字のみに着目した視野狭窄的な判断です。それ故、当たり前のように6年で卒留、3浪、4浪という人々があふれている状況になっています。中には放校になり、その道を諦めてしまう方も出てきています。
このような現況に狂うような怒りを持った私たちは、5年前から動き出し始めました。そして、5年後の今日、自信をもって歯科国試に勝つための情報を発信することのできるコンディションを整えました(よって、HPをリニューアルオープン)。当会は現役生でも、宅浪生でも気軽に入れるように「登録が無料」です。登録のみならず、年間の配信は無料で閲覧できます(その他、有料講座は個人の選択の自由)。一人でも多くの辛い経験をされている人を救いたい、そんな気持ちからこのシステムを取り入れています。
ただし、無料である分、当会は厳しいです。1年で終わらせるという気概のない人、怒りを持たずに楽観視している人、そういう方には退会していただきますので、あらかじめご指摘させていただきます。
最後の一言、生半可な気持ちでは今の国家試験は受かりません。皆頑張ります。しかし、その中から結果を出した人しか合格できません。今はまだ制限はありませんが、既に「浪人生の受験回数の制限」を会議しているという話もありますので、何が何でも今年受かるという気持ちを持ってください。そして、適切な方向性に向かって、然るべき対応をしましょう。